ゴールデンウィーク期間中に棚田の草刈りを終えることができました。
晴れている日の午前はお茶刈りの手伝いをし、午後には草刈り。刈ってばかりのゴールデンウィークでした。
田んぼの畔と法面に生えている草は、チガヤ、シロツメクサ、アザミ、スギナ、セキショウなど多種多様な草ですが、田んぼの中に生えているのはスズメノテッポウばかり。
結構ワサワサと生えてしまいました。
やっぱりもう少し早めに春の田起こしをした方がいいのかな。。
4月のはじめ位に一度田起こしをすれば、ここまでの草は生えないと思うので、来年はそうしてみます。大きい草を鋤き込んでしまうと分解するのに時間がかかり、有毒ガスが発生して病気になりやすいそうなので。
ただ、4月はじめだと、そのあとにまた草が生えてくると思うんですよね。そしたら5月にもう一度起こさないといけないのかも。来年観察しながら判断したいと思います。
あまり耕しすぎると微生物が減ると聞いてビビるのですが、1か月に1回耕すくらいなら微生物も復活するかな。春だし。
田んぼを借りて3年経ちましたが、その間、春の田起こしはやったことがありませんでした。
元の持ち主の方もやっていないし、周りで田んぼをやっている3軒のお宅も稲刈りしてから次の年の田植え前まで田起こしをしていないので、そういうもんかと思っていました。でもやるのが普通のようです。
実際、稲刈りしてから次の田植えまで一度も起こさないと、土が固くなっていて耕運機がなかなか入っていきません。こうなると耕運機を操作する時にかなり体力を消耗するので、それを避けるために今回初めて12月に1度田起こししました。きっと今までよりは楽に春の田起こしができるでしょう。
余談。
棚田の草刈りはナイロンコードで刈るのが楽です。普通は鉄製の刃を着けて刈りますが、石垣が多かったり、地際で刈りたいときはナイロン製のひもを取り付けて刈った方がきれいに刈れます。(大きすぎる草は刃でないと刈れません。)
今回は結構ナイロンコードを消費しました。
今、マイクロプラスチックの問題があるので刈りながらすごい気になりました。毎年ナイロンコードで刈り続けていたら、たくさんのマイクロプラスチックが積もっていくことになります。
調べてみたら、今は生分解するナイロンコードが販売されているので、これを機に買い替えようと思いました。開発してくださっている企業様、本当にありがとう。