家畜を飼っていると、どこからともなく現れるサシバエ。サシバエは動物の血を吸う。涼しくなった秋が出現のピークで、今はそのサシバエの多さに辟易しながら、退治に奮闘している。
人間にはめったに刺さないが、刺されることもある。刺されると、チクッとする。アリに咬まれたくらいの痛みかな。
ヤギ達は、刺されると足を上げたり体を振るわせたりしている。私が刺されて感じる痛みと同等の痛みを感じているとしたら、かなりのストレスになっているだろう。見ていてつらい。
9月の一番ひどいときは、200匹ぐらいいただろうか。蚊を殺す電撃ラケットだけで100匹は殺した。
この電撃ラケットは、数匹ならいいのだが、数が多いと途方に暮れてしまう。
一網打尽にするなら、殺虫スプレーがよいかと。
ハエ用のこの殺虫スプレーは、噴射力が強く、飛んでいるハエにも素早く届くので大量に飛んでいるときは非常に有効。市販の殺虫スプレーはほとんどピイレスロイド系の薬剤が使われている。一応人間には安全となっていて、残光性も少なく微生物にも影響がないとされているようなので、使ってみている。無香料なのがいい。香料入りは、ヤギのくしゃみが止まらなくなるのだ。
ただ、スプレーの噴射音にびっくりして、ヤギ達は逃げていく。。。
あとは、小屋の中にペット用の蚊取り線香を置いている。これは目に見えての効果は感じられないのだが少しでも忌避効果があればと思い、使用している。本当は小屋の下に置きたいのだが、万が一火事になってしまったら大変なので、ヤギがいたずらしない棚の上においている。一つで13時間もつ。
飛び回るサシバエに対しては、今のところこれらを毎日使って数を減らすしかない。
もう一つ大事なことは、幼虫を増やさないことだ。サシバエの幼虫はヤギの糞などを食べて成長するらしい。なるべくヤギの糞を残さず片付ける努力をしなければならない。そして糞を速やかに堆肥化すること。定期的に地面を焼くのも効果があるのではないかと思うので、今度やってみます!