無事にヤギの避妊手術を終えました
メスのヤギは、個体差はあると思いますが、発情が来ると大きな声で鳴きます。遠くのオスを呼ぶためと言われています。
これが結構うるさい。。。
私が飼っている場所は広い畑で、少し離れたところに一軒だけ家があります。そこに住んでいる方から、ヤギがうるさいと苦情を受けてしまいました。
これをきっかけにヤギの避妊手術をすることを決めました。
ヤギの卵巣を取れば発情が来なくなり、大きな声で鳴くことがなくなります。
じつは去年その手術を実施したのですが、体内の脂肪が多く、時間内に卵巣を見つけることができなかったのです。
(その時の記事はこちら↓)
https://blog.hatena.ne.jp/midorinoroman/midorinoroman.hatenablog.com/edit?entry=26006613766515537
今回再び手術するにあたって、万全の体制を整えていただきました。
なんと、麻酔の名医と言われる先生が、浜松に来る機会があり、縁あってその先生に麻酔をしてもらうことが決まったのです。
さらに今回場所をお借りすることができた動物病院では、設備がとても充実しているため、長時間の難しい手術にも対応できるとのこと。
いつもウチのヤギ達を診てくれている獣医さんが、すべて手配してくれました。感謝です。
手術の日
私が飼っているヤギは、メス2頭で、今回2頭とも手術をしました。といっても1日に2頭は無理なので、1日1頭ずつ。
手術日の朝はご飯抜きで病院に連れて行きました。
動物病院は他にもお客さんがたくさんいらっしゃるので、事前準備はすぐ近くの空き地で行いました。少し剃毛をして、麻酔を打ちます。
麻酔を打たれて眠りについたヤギを、みんなで病院内に運んで、そこで私はお別れ。
結構ドキドキしながら駐車場で5時間ほど待ちましたが、無事に手術が終わったとの報告を受け、ほっと胸をなでおろしました。
麻酔の名医の技術によって、ヤギはスッキリと目覚め、すぐに立ち上がったそうです。(去年は違う先生が麻酔をしてくれたのですが、術後すごい鳴いていたので痛かったのかもしれません。今回はぜんぜん鳴かなかった。)
ヤギ1頭に、たくさんの方が関わって下さり、長時間尽力してくださったことに、心から感謝いたします。
無事に終わってよかった!(2日後、もう1頭のヤギも無事に手術を終えました。)
上の写真は、摘出したヤギの卵巣です。小指の爪ほどの小ささ。こりゃ大変なわけだ。。。
今回のヤギの避妊手術では、2頭で20万ほどかかりました。
術後2か月たちましたが、大きな声で鳴くことはありません。
ヤギを飼っている方、これから飼う方への参考になれば幸いです。